フィールドワークによる地域資源を把握する活動をします。

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『高祖夜神楽』 秋の夜長は、夜神楽の幽玄の舞い
井田原神楽
日時:平成22年10月25日(月)、18:00から開催
場所:高祖神社境内の神楽殿
神楽が奉納される舞台の横には、福岡藩主の綱政公が江戸中期に寄進した石鳥居が厳然と立ち、神楽の趣を高めています。
高祖神楽の歴史的背景
高祖神社の神楽は、中世の乱世に高祖城主の原田種親が郷里に持ち帰ったことに端を発するとも言われ、郷土の歴史文化遺産として高祖区民の皆さんによって今日まで継承されています。なお、昭和56年には“県無形民俗文化財の指定を受けた格調高い郷土芸能”となっています。 この神楽に古くから伝わった“スサノウノ尊の面”は、元和元年(885年)の墨書銘があり、長い歴史と伝統が受け継がれたことを暗示させる遺物といえます。現在では、伊都国歴史博物館に展示されています。
夜神楽の状況
高祖神楽は4月には春の祈年祭として昼間の神楽、10月の秋の夜長には夜間の神楽となります。さて、夜神楽の当日は昼の雨もすっかり上がりましたが、肌寒く、高祖山から冷気が下りてくる寒い夕刻を迎えました。かがり火が焚かれる頃には、夜店も賑わいをみせ、沢山の観衆で盛り上がりを呈し、その熱気で少しは寒さが和らいだような気分になります。
春の神楽に決して負けない位の活気が感じられました。可愛らしい“稚児の舞”が終わると、いよいよ神楽が奉納されます。“面を付けない舞神楽”よりも、かがり火に照らされるためか、“面神楽の方が厳かに感じられ”、格段に大きな迫力が伝わってきます。人は面を付けて神になるとも言われように神話伝承の世界は、その演出効果を考えると、夜に限ると実感しました。
これだけの多くの観衆(延べ500人か)が鑑賞にくる神楽に対して、高祖神楽保存会の方々や、会場の設営や運営をされる区民の皆さんのご努力は大変なものだと思いました。

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