フィールドワークによる地域資源を把握する活動をします。

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桜井大神宮を訪ねて
桜井大神宮
1.目的
桜井神社の広い境内の丘陵にひっそりと古式の神殿が建っています。この萱葺きの社殿は「桜井大神宮」、あるいは大神宮、昔は大神宮伊勢といわれ、天照大神を祀っています。創建は江戸時代初期であるが、桜井神社の陰に隠れて有名ではありません。
しかし、この大神宮の歴史や社殿の様式など、、、興味深いものがあり、フィールドワークを実施しました。
「当日は、桜井神社宮司の外山穣也様から大神宮の歴史的背景などを、当会員の高原氏(1級建築士)から社殿建築の見所を解説して戴きました」
桜井大神宮
2.桜井大神宮の概要と見所
・場所:桜井神社楼門正面を、向かい側山道2百mを登りきった山腹にあり
・創建:黒田2代藩主忠之公によって1625年に寄進(桜井神社は1632年)。
・現状:神明造り(切妻屋根の萱葺き)の拝殿・幣殿・本殿の3殿あり。
現在の社殿は、明治維新直前(1866年)の式年遷宮により建替えられた築140年超、本来は白木造りであるが茶黒色に腐食し、かなりの老朽化を呈す。
・千木と堅魚木:伊勢神宮から天照大神のみならず豊受大神も勧請したので、本殿屋根は内宮、外宮の特徴を併せ持たせた千木となっている(棟端から剣先のように突出た飾りで各々、水平切りと垂直切りとなっている)。堅魚木は6本(内宮と同じく偶数本)。
・棟持柱:本殿屋根の両端を支える柱は伊勢神宮と同じく古代様式となっている。
・式年遷宮:江戸時代、藩命により21年毎に13回遷宮(藩消滅以降なし)。
古殿地(立替用地)は社殿の右手前50mにあり(礎石を杉木立や雑草の中に視認)。
・伊勢神宮との関わり:大神宮参詣道には、伊勢神宮の式年遷宮により下賜された摂末社の素朴な木造の神明鳥居2基あり。
桜井大神宮
◎宮司さんは、このような4百年の伝統を持つ大神宮と江戸末期の神殿建築様式に対して、重要文化財指定の申請をされております。当グループも歴史文化遺産の保存活用の観点から大いに賛同する旨を表しました。
桜井大神宮
桜井大神宮
大神宮は、桜井神社楼門の向かい側、2百m先の山腹にあり
森に囲まれた大神宮。手前から拝殿、幣殿、本殿を望む
古殿地から本殿を望む。144年前の遷宮から杉が大木に生長している

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